金属加熱用ヒーター
■鋳込みヒーター(材質/アルミ・真鍮・アルミ青銅) |
・構造
シーズヒーターに必要な曲げ加工を施し、アルミ・アルミ青銅・真鍮等の熱伝導の良好な材質に鋳込まれたヒーターで非常に安全性が高く、耐久性に優れております。
堅牢で機械加工する事によって密着性に優れ、熱伝導率、表面温度分布が抜群に優れております。
熱源はシーズヒーターが鋳込まれている為、絶縁・耐電圧等の電気的安全性については非常に高い評価を得ています。
従来のマイカを使用した製品と比較してもワット密度4〜7W/cu程度取る事が可能で耐熱温度も350〜700℃で熱分布は良好で耐久性に優れています。
製作工程での形状は鋳込む事の出来る形であればどんな形状でも製作可能です。
又、ヒーター接触面は機械加工により高精度を得られ、急冷を要する場合は水冷管を同時に鋳込み、加熱・冷却どちらにも使用出来ます。
・設計のポイント
<ヒーター端子を何処にだすか>
取り付け、取り合い、配線を考える。
<端子の形状>
使用する場所は粉塵、ほこりが多い、防爆エリア、人が触れやすい、湿気が多い等環境や用途を考える。
<温度センサー>
センサーの位置は適正か?
取り付け位置やセンサーの接合具合により、温度誤差が生じる事があります。
<センサーの寸法>
取り付け穴の径や深さによって変わります。
<バイメタルサーモ>
温度過昇防止としてバイメタルサーモスタットを使用出来ます。
<取り付け穴加工>
ヒーター設計の上で、取り付け穴の位置は始めに考えなければいけません。
ヒーターの配列、温度分布、取り付け強度、熱膨張も考慮して下さい。
<電源・電圧>
50V〜440V・異電圧・単相・3相など寸法、形状によりますので御相談下さい。
・特徴
木型が製作可能であれば、殆どのヒーターは製作可能です。
金属加熱としては高温加圧成型金型の加熱板、高圧プレス用としては上下2枚での使用。
圧縮されるワーク(又は金型)は最新技術による表面加工と平面度特性を維持し、常に安定した製品が期待出来ます。
プラスチックの熱板溶融、接合面の溶融、溶融面の接合、応用に応じた加工が様々です。
又、ヒーター表面に加工を施せば(セラミック溶射・フッ素樹脂ライニング・遠赤外線発生処理・ガラスセラミック処理)
等耐薬品、印刷物の透過性乾燥、給紙に役立ちます。
温度センサーを使用する事により安全性が高く、急熱、急冷に優れています。
■金属加熱ヒーター |
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